2020年はCovid-19(新型コロナウィルス)の蔓延で各国でロックダウン措置が取られたのですが、そろそろ緩和・解除が始まっています。
ですけど、シェンゲン協定加盟国以外からは入国規制で現地在住でもない限り当分は現地にも行けないですよね。
でもネット社会の現代は各美術館に入らなくても、それに人混みでお目当ての美術品が見えなくてイラつかなくても十分見学は可能ですよ。
もちろん現場で本物を鑑賞するのが一番いいのですが、お家でまたはフリーWIFIのあるところなどで気軽に名画や荘厳な建造物の鑑賞もいいものです。
何よりも、無料で楽しめます!
今日は代表的な欧州の美術館を選んでみました。
*リンクは日本語版が無いため英語版へのリンクです。
ルーブル美術館 (フランス・パリ)
誰もがその名を知っているパリのルーブル美術館。その広大さと収集品の多さで世界最大級の美術館と言われています。

ルーヴルを訪れると、そのコレクションを通して中世から1848年までの西洋美術や様々な古代文明と出会うことができる。そして、訪れる者はもう一つの歴史へと誘われる。美術館を擁する大宮殿の起源は12世紀末までさかのぼり、まさに建築史を学ぶことのできる教科書そのものである。1200年から2011年の間、最も革新的な建築家たちが相次いでルーヴルの建築・増築に携わった。長年にわたって権力の中枢となったこの王宮は、1870年まで国家元首たちの居住としても使用され、パリ、そしてフランスの歴史が繰り広げられる大舞台の一つでもあった。
ルーブル美術館公式サイト日本語版より
https://www.louvre.fr/jp/media-en-ligne#flashcontent
↑このリンク(日本語)からは主な作品や美術館の歴史について学ぶことができます。
また、YouTubeには公式チャネルも!
https://www.youtube.com/user/louvre
ウフィーツィ美術館(イタリア・フィレンツェ)

16世紀末に開かれたもので、2500点以上にも上る展示物、スケールの偉大さでイタリアを代表する美術館です。
いつも多くの観光客で賑わっていますが、ネット上でもそのルネッサンス様式の建築の美しさを『個人的に』充分味わえます。また細部を拡大してみたりするのは、バーチャルの世界でしか出来ない技ですね。
https://www.uffizi.it/en/online-exhibitionsシュテーデル美術館(ドイツ・フランクフルト)

19世紀に建てられたこの美術館は第二次世界大戦で破壊され、戦後再建と増築を経た今日ではドイツでの重要な美術館のひとつとして世界的にも有名です。
ロックダウンの後再度公開されていますが、今のところ訪問者できる人は限られていますね。
こちらも素敵なバーチャル美術鑑賞ができます。
https://www.staedelmuseum.de/en/digital-offers
プラド美術館(スペイン・マドリード)
19世紀初頭の1819年11月19日に王立美術館として開館、昨年設立200年を迎えたコレクション数9000点を超えるスペインで最も権威のある美術館です。ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコなどスペインの巨匠画家はもちろんのこと、フランドル(オランダ)、イタリアの著名画家の作品も所蔵していて12世紀~19世紀までの美術愛好家必見の美術館です。
2007年に現代建築のモダンな増築が施され、よりバラエティに富んだ展示が可能になりました。

数々の名画の鑑賞は、こちらから: https://www.museodelprado.es/en/the-collection/
大英博物館(イギリス・ロンドン)
前編の最後は、海を隔てたイギリスの大英博物館です。
博物館という名称に違わず、所蔵展示物は美術品に留まらないで考古学遺物・工芸品など様々で世界最大級の博物館です。
所在地はイギリスですが世界各地、古今東西から集まった展示物はとても一日では見終わることが出来ません。

From: 公式ページ; britishmuseum.org/collection
イギリスには現在のところいつ入国できるようになるかまったく不明ですが、実際に行けるようになった時のために、ネット上で所蔵展示物をチェック、どれを実際に見るのかを事前に決めておくのもいいですね。
https://www.britishmuseum.org/collection
今日はそれぞれ『大』が付けられる美術館・博物館を見てきました。名前と所在地は聞いたことがある人がほとんどでしたね!
♥次回はちょっと違った方向からの美術館をご案内します。