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スペイン王妃は元ニュースキャスター

今日はスペインの王妃様についてちょっとご紹介。
イギリス王室とかはよく日本でもニュースに上るのですがスペイン王室についてはそれほど語られていませんね。

実はスペインの王妃様は日本の現皇后様と似た所があるのです。

目次

王妃とロシアの真珠ネックレス

ちょっと前の2020年3月11日、そうですね、あのロックダウン(全国封鎖)がイタリアで始まった直後です。

この日、フランスではパリのエリゼ宮(フランス版ホワイトハウス)にスペイン王フェリペ6世とレティシア王妃が招かれていました。

仏大統領夫人ブリジットさん(左)と並んで微笑むレティシア王妃(右)。
一般人出身ながら王妃の風格が完璧に身についています。
(From: parismatch.com)

これは今年2020年からフランスで『テロリストの犠牲者追悼の日』と制定され、その記念式典にスペイン王夫妻が式典に招かれたのですが、まずはエリゼ宮に訪れてのランチタイムになった際の写真です。

留め金がダイヤモンド使いの真珠のネックレス着用。残念ながら後ろの部分なのでダイヤはここでは見えませんが、紺一色でまとめられたパンツスーツの装いを引き締めながらも豪華な雰囲気を醸し出しています。素敵です。

このネックレスは<ロシアンパールネックレス>として知られるものです。19世紀後半にアルフォンソ12世がロシアのサンクトペテルブルグで購入、王妃に贈ったものでフランコ政権の時も亡命先で保存され、代々の王妃に伝えられて来たものです。

大粒の本真珠!
上のツィートはトロカデロ広場で行われた式典の模様です。
両国ともロックダウン寸前の状況で握手など体に触れるあいさつは抜き。
フランス側のE.フィリップ首相はお辞儀であいさつ。

キャリア女性から王室に・・・

さて、レティシア王妃は貴族の家柄でもなく、一般人から王家に嫁いだ女性です。

これだけなら現代の王室では一般人からの血筋を入れることはごく普通となっているようで他の王室の多くも同じです。

でも同じ一般人でも、レティシア王妃は普通の会社勤めをしてたのではなく、学生時代から既にジャーナリストとして仕事を開始しています。ジャーナリズムの学位を取った後メキシコにも留学経験があり、CNNやブルームバーグ、スペイン国営放送等でニュースキャスターを務めていました。

スペイン国営放送でニュース放映中の画像、30歳ぐらい。
(From: YouTube; WOMEN AND TIME Biographies in images)

彼女は本格的なジャーナリスト教育を受けた実務経験豊富な人で、もちろん普通の女子アナとかではなく、2001年の9・11アメリカ同時多発テロの取材など国際的にも活躍、若手ジャーナリストに与えられる賞も受賞しています。
ところが、30歳のころフェリペ皇太子(当時)と知り合います。知的美人でしっかりしたある意味で現代の王妃に求められる佇まいに皇太子は惚れ込んでしまいます。

それで初めはどこかの二世政治家とフリーアナのように極秘のお付き合いだったそうです。皇太子なので当然といえば当然ですけれどね。

皇太子が反対を押し切って婚約・結婚

フェリペ皇太子(当時)とお付き合いしていた頃、なんと2003年のイラク戦争の取材にも行っていたらしいのですが、秘密の付き合い⇒婚約発表までは結構いろいろありました。

実はレティシア・オルティス・ロカソラノさん(当時の名前)は10年間付き合っていたスペイン文学の教授(その後作家としても活躍されてるんですね!)と25歳の時結婚、それが1年もしないで別れています。10年付き合って互いに知り尽くした間柄なのに・・・なんかよくわかりませんが、それは当人たちにしかわからないことでしょう。

スペインでは初の一般人のおきさき候補者、ジャーナリストで結構有名人だというだけで深層のお嬢様でもないしかも離婚経験者、周囲はもちろんですが、皇太子の両親とくにお母様のソフィア王妃(当時)が大反対だったそうです。日本でのK氏バッシング以上に家庭内でモメモメだったと推測します。

きっと口論にもなっていたと想像されますが、皇太子のとどめの発言、

僕、レティシアと結婚できないなら王位継承権放棄するからね!

が決め手になったとかならなかったとか。 

そして離婚経験者というハンデ(?)は最初の結婚をカトリック教会では行ってなくて市役所での登記婚のみで済ませていたこと、婚姻生活が1年未満だったことで<なにかの間違いだった>的な解釈となり、問題にはならないとされました。

ちょうど16年前の2004年の5月22日、3月のマドリッドの鉄道テロから2ヶ月余りということも合って厳重な警備の下で結婚式が行われて王室に入られたのですが、最初の頃はあまり良くは思われていなかったですね。

雅子様との類似点

ここまで書いた時点で、

どこかで見たこと聞いたことあるストーリー

とは思いませんか?

そう、日本の今の天皇皇后両陛下。

フェリペ皇太子(当時)の上のお姉様、エレナ王女来日歓迎パーティーに呼ばれていた外務省に入りたての小和田雅子さん(当時)を見初めた皇太子様、他にもおきさき候補がいたはずなのにもう誰も目に入らなかったんですよね。こんな訳で実はスペイン王室がお二人の縁結びをしたとも言えるのです。

次の皇后にもなる人は小和田さんしか居ない、と続けた結果、粘りが勝利を収め、雅子様はキャリアを捨てて皇室に入られたのですが、ご存知のように晴れて皇后になられる前は一部からはかなりいろいろと言われていたものです。ここのあたりがかなり違いますけど同じようにキャリアと知性の美貌の女性であること、一般人からのお輿入れとあっていろいろな軋轢などを経験していらっしゃいます。

雅子皇后とレティシア王妃
From: YouTube; TBS NEWS

実際レティシア王妃と雅子皇后はとても気の合う間柄で昨年の即位の礼でも再会を喜び合う姿が見られています。

お二人とも本当に現代社会に生きる王妃・皇后として最高にふさわしい素敵な方々ですね。

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